「うめラいス」
「NHK for School」というサイトに「話をしっかり聞く5つのポイント」と題された動画がある。
そこで紹介されている「うめラいス」は、授業の受け方の奥義といえるほどの優れものだ。
「う」:うなずきながら
「め」:目を見て
「ラ」:ラストまで
「い」:一生懸命
「ス」:スマイルで
授業中、この5つのポイントを意識して先生の話を聞けば、かなりの確率で成績が上がると断言できるよ。
理由は2つ。
ひとつは授業の吸収率が格段にアップするから。
伸びる子はうなずきながら先生の目を見て、しっかりと話を聞いている。
「うめラいス」を一部とはいえ実践しているんだね。
授業で学ぶ内容が「10」あるのなら、彼らは「7」や「8」を授業中に吸収してしまう。
あとは復習して記憶を固めつつ、残った部分を理解すればバッチリだ。
伸びない子は、先生が話していてもおかまいなし。
ぼーっとどこかを見ている。
話は聞いたり聞かなかったりだ。
結果、授業で吸収できるのはよくて「1」か「2」。
抜けてしまった部分をテスト前にやろうとしても、量が多すぎてやりきれない。
「勉強ができる/できない」の最初の分かれ道は、授業でどれだけ吸収できるかだ。
「うめラいス」を意識して先生の話を聞けば吸収率は間違いなく上がる。
結果、テストの点数も上がっていく。
「うめラいス」で成績が上がるもうひとつの理由。
それは先生からの印象がグッと良くなるから。
自分の話を一生懸命に聞いてくれて、いいタイミングで笑ってくれる子。
いつもうつむいていて反応ゼロ、聞いているのかどうかあやしい子。
どちらが意欲的か評価しろと言われたら、、、もちろん前の子だよね。
ちなみに「うめラいス」は、授業に限った話じゃない。
そもそもが「人の話を聞く5つのポイント」だからね。
もし君に好きな子ができたら、ちゃんと「うめラいス」で話を聞いてあげよう。
きっと好印象をもってくれるはずだ。
就職したら上司やお客さん。
結婚したら奥さんや旦那さん。
いつだって人の話を聞くときは「うなずきながら、目を見て、ラストまで、一生懸命、スマイルで」が基本だよ。
まずは授業中「うめラいス」で先生の話を聞くことから始めよう。
最初はちょっと大変かもしれないけれど、だんだん当たり前になってくるからね。